2015年8月1日 経済リポート1526号 掲載記事
金を購入しようと考えている人、又、金を売却しようと考えている人にとって、今後の金の相場がどう推移していくかは、とても重要な関心事です。
この相場の読みが当たれば、底で買って天井で売るという神技ができる訳です。
それは、至難の技であることも周知のごとくです。
儲けを余り期待しすぎますと、投資が投機になってしまい、思わぬダメージを受けることになります。
金はあくまでもポートフォリオのひとつとして考え、資産の一部として持って頂き、不測の事態が起こっても価値を失うことのない実物資産、保険財として考えて頂ければと思います。
そうは言ってもやはり相場は気になるものです。
専門家の話によれば、このまま永遠に1グラム5000円ベースが続くことは、考えにくいとのこと。
この先、どこかで、ベースが変わっていくのでしょう。
金の相場は今後、上がるものとも、下がるものとも、誰にも判らないものなのです。